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お米の栄養と そのはたらき

お米を食べると太りやすい!なんて思われているかもしれませんが、それは大きな誤解です。
お米は炭水化物をはじめ、良質の植物系タンパク質を多く含み、さらにビタミン類やミネラルも含んでいるのです。

 

~炭水化物~
お米の主成分、脳の神経細胞や筋肉を働かせるためのエネルギーとして利用されます。しかも、脳の唯一のエネルギー源となるのはタンパク質に含まれるブドウ糖だけなのです。
ごはんを口の中に入れてよく噛んでいると甘くなってきた! という経験ありませんか?
それがブドウ糖なのです。

 

~タンパク質~
筋肉や内臓、皮膚、髪の毛、爪、血管、骨などの構成成分になったり、ホルモンや酵素の他、神経伝達物質、免疫物質などとしても欠かせない成分です。
タンパク質は約20種類のアミノ酸で構成されていますが、お米だけでは摂れないアミノ酸もあります。それを補うのが大豆製品や卵、肉、魚などです。

 

~脂質~
お米には脂質が含まれていますが、それほど多い量ではありません。
脂質は、効率の良いエネルギー源であると同時に、ホルモンの原料、細胞膜の成分、脂溶性ビタミンの吸収を高める など様々な働きがあります。

 

~ビタミン類~
【ビタミンB1】
糖質の代謝を助けます。

【ビタミンB2】
タンパク質、脂質、糖質の代謝を助けます。

 

~ミネラル類~
【カルシウム】
骨や歯の成分になります。

【鉄分】
これが不足すると貧血を起こします。

 

~食物繊維~
脳内環境改善に役立ちます。また、玄米には白米の約6倍の食物繊維が含まれています。

 

このように、お米には様々な栄養素が含まれています。だからといってお米だけではビタミン・ミネラル類は不足してしまいます。主食・主菜・副菜をバランス良く組み合わせて摂るように心がけましょう。

2021年04月01日 更新

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