「薬味」を使って夏バテ回復
暑い日が続いていますがみなさまいかがお過ごしですか?
夏を乗り切る為に、「薬味」をうまく活用してスタミナをつけましょう!
今回は日本の代表的な薬味をご紹介します。
~わさび~
【薬効】
辛味成分のアリルからし油が、抗菌・虫よけ・防カビ効果を発揮し、食中毒などを引き起こす原因となるO-157、腸炎ビブリオ、黄色ブドウ球菌などの細菌の増殖を抑える作用もあります。
その他、食欲増進効果・血栓予防・鎮痛などの作用もあります。
【料理マメ知識】
生のわさびをすりおろす時は、出来れば目の細かいサメ肌のおろしを使い、茎の方から円を描くようにおろす。おろし金を使う時は、おろした後にすぐ別の容器に移す。保存する時は、濡らした新聞紙に包み、ラップをしてから冷蔵庫に入れておくと長持ちしますよ♪
~みようが~
【薬効】
α-ピネンという精油が胃の働きを活発にするので食欲増進などに役立ちます。その他、血行促進・肩こり・腰痛などにも良く、ホルモンバランスを整えるので生理不順・生理痛・更年期障害にも効果が期待できます。
【料理マメ知識】
香りがきつすぎると感じたら、刻んで水にさらすと良いでしょう。また、漬物に刻んだみょうがを混ぜると風味が良くなりますよ。
~ねぎ~
【薬効】
血行促進・解毒・消化促進作用があり、ビタミンB1・B2.C・E・カルシウム・リンなども豊富で、疲労回復や不眠などに効果が期待出来ます。
【料理マメ知識】
疲労回復に欠かせないビタミンB1の吸収を高めるアリシンという成分は、長時間置くと効果が減退するので、切った後はなるべく早めに調理することをオススメします。
2021年08月01日 更新