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免疫力アップで風邪予防

風邪は、細菌やウイルスと戦うための免疫力のもとになる食材を十分に摂ることが大切です。普段からしっかりとバランスよくこれらの栄養を摂ることで、風邪に負けない健康な体を作ることができます。免疫力をアップする食材をいくつかご紹介します。ご紹介する食材を使ってカレーを作ってみるのもいいかもしれませんね。

 

【たまねぎ】


たまねぎには辛みと香りがありますが、これは「硫化アリル」という成分によるもので、免疫力を高める働きがあります。また、胃の消化液の分泌を助けて食欲を増進させたり、新陳代謝を良くしたり、疲労や不眠症にも効果的です。 涙の原因となっている「硫化アリル」という成分は、血液中の脂質の量を減らすなどの働きがあり、重要な物質でもあります。

 

 

【にんにく】


にんにくは、食品中最もガン予防効果も高く、冷え性や疲労回復にも最適といわれています。 にんにく特有の匂いは「アリシン」というもので、強い抗菌作用があり、スタミナ増強剤として効果があります。また、「アリシン」には免疫力を高める働きがあります。毛細血管を広げて胃腸や心臓の働きを高める作用もあり、冷え性の方にも効果的です。毎日少しずつ食べると、胃腸の働きが良くなり動脈硬化や血栓の予防になもります。

 

【しょうが】


しょうがは、栄養的には目立つものはありませんが、「ジンゲロン」と「ショウガオール」という辛味成分を含む独特の辛味と香りをもち、広く料理に使われる香辛料のひとつです。発汗作用、抗炎症作用があるため、昔から生薬として利用されるほか、胃液の分泌をよくして、消化を促す働きもあります。

 

 

【ターメリック】


ターメリックは、カレー粉の材料として欠かせないスパイスです。「クルクミン」という色素成分による強烈な黄色の着色性が特徴。「クルクミン」には、強い抗酸化作用があり、肝機能を高めるほか、抗菌・消化促進作用があることが知られています。健胃、消炎、鎮痛、血中コレステロール値低下作用、抗血栓作用も期待されています。

2021年11月01日 更新

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