節分とは?
節分とは、「季節を分ける」ことを意味し、立春・立夏・立秋・立冬のそれぞれ前日を指します。
新年の始まりにあたる「立春」の前日にあたる節分が、最も重要として現在まで受け継がれていると言われています。
節分には何をするの?
《豆まき》
季節の変わり目には邪気が入りやすいと考えられており、その邪気を追い払う為に行うのが「豆まき」です。
「鬼は外!」と声をかけるのは、「おに」という言葉が「陰(おに)=目に見えない邪気」に由来しているからだと言われています。
その「邪気」である鬼の悪魔のような目(魔目=まめ)に豆をぶつけて魔を滅する(魔滅=まめ)というのが豆まきの意味なのです。
大豆を使うのは、大豆の霊力で邪気を追い払う という事なのです。
《豆を食べる》
豆まきが終わったら、1年の厄除けを願い、年の数より1つ多く豆を食べます。
翌日から新年になるため、数え年で1つ多くするというわけです。
《恵方巻を食べる》
節分の夜に、その年の恵方(吉方)を向いて 太巻きを丸カブリするという関西発祥の行事で、今では定番になっている家庭も多いようです。
七福神にちなんで、7種類の具材を入れた太巻きを食べて「福を舞い込む」「福を食べる」と受け継がれています。
2020年の恵方は【西南西】です。
【簡単レシピ】 菜の花の肉巻き
~1人分 約217kcal ・食塩量 約2.6g ~
~材料(2人分)~
菜の花・・・・・・・・・・・1/2束
豚肉(薄切り)・・・・・・・120g
人参・・・・・・・・・・・・・・1/3本
塩コショウ・・・・・・・・・少々
サラダ油・・・・・・・・・・大さじ1
大根おろし・・・・・・・・・適量
ポン酢・・・・・・・・・・・・適量
~作り方~
1・菜の花は、根元の硬い部分を1cmほど切り落とし、さっと塩ゆでして冷水で冷やします。
2・人参は千切りにしておきます。
3・豚肉をまな板の上に広げ、薄く塩コショウで下味をつけて、菜の花・人参を豚肉で巻きます。
4・フライパンに油をひき、豚肉の巻き終わりを下にしてフライパンに並べ、全体に火が通るまで焼きます。
5・焼けたら、大根おろしとポン酢をつけていただきます!
(菜の花)
ビタミンA、B1、B2、Cや鉄、カリウムなどを多く含んでいます。骨や造血に欠かせないカルシウムや鉄分の含有量は、野菜の中ではトップクラスです。免疫力の向上、美肌効果、高血圧の予防などが期待出来る野菜です。
2020年01月30日 更新